1980年代、若者の心を熱くした土曜の夜の「ホンネ&ホンキ」トーク番組。毎回のテーマに若い世代の日常生活を取り上げ、スタジオには視聴者代表の若者が出演して討論するスタイル。初代司会にコピーライターの糸井重里を起用し、坂本龍一のテーマ曲、大友克洋のタイトル画と合わせて、これまでのNHKにはないポップな感覚が評判となった。
『誰でもミュージシャン ~坂本龍一の音楽講座~』(NHK放送日:1982/6/12)
【出演】坂本龍一、矢野顕子
【司会】糸井重里、青島美幸
ゲストの坂本龍一が音楽講座を開講。“騒音とは我々が無視する音である”など独自の視点で音楽についてのトークを展開するほか、“楽譜では表せない音”のテーマでは矢野顕子が大胆アレンジが施された「サっちゃん」を披露。エンディングでは、自身が手掛けた番組のテーマ曲を坂本龍一が生ピアノで披露するなど、歌とトークの濃厚な時間を届ける。