勝新太郎が当たり役を好演した痛快時代劇『座頭市』シリーズ第17作。
座頭市は旅先の宿で出会った瀕死の女性から、その幼い息子を彼女の夫の庄吉に届けるよう頼まれる。彼女の他界後、市は少年を連れて目的地に旅立つ。道中で謎の男、赤塚多十郎と出会うが、その素性は公儀隠密だった。ようやく見つけた庄吉は、悪代官やヤクザに軟禁され、得意の絵皿作りを強制されていた。彼を救うべく立ち上がる市だったが、友情で結ばれかけていた多十郎と、ある事情から一対一の対決を迫られることになり……。
製作年:1967年
監督:三隅研次
出演:勝新太郎、近衛十四郎、高田美和、朝丘雪路